ダアマヨーガの内容は、「八統道」に説明され、その内容の要諦が「明健愛」にて表現されます。 八統道とは、身体の健康の為に4つのポイント(4統道)があり、心の健康の為にも4つのポイント(4統道)があるということの意味です。 それぞれの4統道とは、身体にあっては、”息”、”食”、”浴”、”動”で、総じては血液の質と血液の流れの大事の教えです。 心にあっては、”覚”、”心”、”愛”、”修”であり、纏めれば心の質と循環です。 心の循環とは、すこし分かりにくいでしょうが、表層意識の明るい思いをどんどん深層意識に流して光明化する、という事です。 これら、体と心の4統道は、詳しい内容を見るとても深いものでありますが、簡略に表現すると、次のようです。
”息” ・・・ 呼吸の大事
”食” ・・・ 毎日の食事の中味と摂取の仕方の大事
”浴” ・・・ 皮膚を清潔に保持することと皮膚の鍛錬による皮膚呼吸の大事
”動” ・・・ 骨と筋肉の大事
"覚" ・・・ 生命の美に目覚めることの大事
”心” ・・・ 生命の美を日々の生活に現すことの大事
”愛” ・・・ 自他一体の愛行により、自己祝福を行うことの大事
”修” ・・・ 心身道の実行により、座禅を修めて自己祝福を行うの大事
そして、大切なのは身体と心を同時にシステマティックに鍛え、制御することにより良い効果が強く期待できるのです。
「明健愛」は、ダアマ・ヨーガの真理を短く端的に表わしたものです。 これは、心と体の基本と成る”いのち”の目標をズバリと示されたものです。 それは、精神の明朗性、身体の健康、そして与え、与えられる愛の大切さを説くものです。 八統道にも明健愛にも、深い内容がありますので、 詳しい内容は、飯島貫実師の著書やダアマ・ヨーガ道会の冊子をご覧下さい。